スタッフ採用面接前日に想うこと
みなさんは大切なヒトと「分かり合いたい」と思ったことはありませんか?
仕事でもプライベートでも、お互いが分かり合えると良好な関係が築けるので良いですよね。
でも「分かり合える」ということを勘違いしているヒトが多いと私は思っています。
私の考える「分かり合える関係性」というのは、「自分と同じ考えの仲間」ではないし、「自分の考えを相手に合わせて変えること」でもありません。
「分かり合える」というのは、「お互いの『違い』を認め合える」ということなんです。
オトナであれば、それぞれ別々の人生を何十年も過ごしているのです。だから「考え」なんて違って当たり前です。
夫婦だってもちろん考えは異なりますし、一卵性の双子ちゃんでさえ考えは異なるのです。そして「自分の信念」を相手に無理やり合わせる必要もありません。
大切なことはヒトはそれぞれ「信念」があり、その信念は、お互いのことに興味を持って「知ろう」と思わない限り理解できないということです。
この「相手を知ろう」とする行動が「分かる」ということです。お互いにこれができるようになれば、「分かり合える仲間」となるのです。
親子、夫婦、彼氏彼女、友人、ビジネスパートナーなど、どういう関係であったとしても「分かり合える」ことはできます。
大切なことなので、もう一度言います。
「分かり合える」ことは「合わせること」ではありません。
お互い考えが違ってもいいんです。そもそも、みんな違うんです。だからこそ、ぶつけあって「新しい考え方」を作り上げるのです。
私は「これは絶対コレ!」と決めつけたくなるときが多いのですが、そういうときに限って、妻には「それは違うと思う」と言われます。その瞬間はイラッとしてしまうのですが、その度に、私の価値観をアップデートするきっかけを作ってくれているんだな、と立ち止まるように努力しています。(なかなか出来ていないですが。。。)
年齢は重ねれば重ねるほど、「それは違うよ」と言ってくれるヒトは少なくなってきます。
だからこそ、妻は本当に貴重な存在です。
みなさんには「分かり合えるヒト」がいますか?
「いるよ!」と言えるヒトは幸せです。
「いないな〜。。。」というヒトは「私は出会いに恵まれていない」と思ってはいけません。「分かり合える」かどうかは相手ではなく「自分次第」です。自分がまず、相手に興味を持ってもっと知ろうとすると、必ず相手との距離は縮まります。それを繰り返していると、たまに相手も同じことをしてくれるようになります。そうしてお互いが「分かり合える」ようになるのです。
みなさんも「意識して」やってみましょう♫
明日はついにオープニングスタッフ候補者との面接です。
みなさんと十分に「分かり合える」ほどの時間はとれないですが、みなさんにとって良い時間であったと言ってもらえるように、私も努力します。
私は明日は、外見も中身も普段に近い状態で、リラックスして臨もうと思っております。いらっしゃるみなさんも、変に緊張する必要はありません。普段の「ありのまま」で楽しい時間をお過ごしください♫