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開院1周年に想うこと

[2024.05.09]

投稿が日をまたいでしまいましたが、昨日5月8日(水)に、当院は1周年を迎えました。

正直、本当に「あっ!!」という間の1年でした。

ここまで無事やってこれたのは、当院を選んで来院してくださった多くの患者さまをはじめ、オープニングからずっと支えてくれているスタッフ、そして、クリニック運営には欠かすことのできない数多くの業者の方々のおかげです。

 

改めて皆さまに感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

 

発熱でぐったりした子から、「クリニックに何しに来たの!?」と思わせるくらい元気な子(笑)まで、クリニックには毎日たくさんのお子さんが訪れます。

家ではぐったりしていたのにクリニックに来ると元気になって、そんな子どもの姿に「家ではこんな感じじゃなかったんです。来てしまってすみません。。。」とバツが悪そうな親御さんもおられますが、私にとってはこんなに嬉しいことはありません♪

だってそれは、子どもの元気を引き出す何かがうちのクリニックにはあるということなんです!

また一方で、本当にぐったりした子でも、私が診察しようとすると目をグッと見開いて私を睨みつけますが、親に抱っこされると安心しきった表情で目を閉じます。その度に「子どもが本当に望んでいるのは、診察や薬よりも親のぬくもりなんだな」と気づかされます。

親としてちゃんとしているとかそうではないとか、全く関係ありません。どんな親であっても、子どもにとっては唯一無二のお父さんお母さんなんです。

「この子にとって、これで良いのかな?」と、不安の中試行錯誤しながら、たくさんの失敗を積み上げながら行動し続ける、それこそが「親のつとめ」だと私は考えています。

そして、親が笑顔なら子どもは必ず笑顔になります。逆を言うと、親が心配や不安でいっぱいいっぱいになっていると、子どもは落ち着かずダダをこねたり、赤ちゃんであれば泣き止まなくなるのです。そのような子どもの様子を見て、親はさらに不安になります。こうして、親子で不安をより大きくしてしまうのです。

 

私は2人の娘を持つ父親なのですが、私の話をさせて下さい。

私の言うことを聞かずわがままをしている娘たちを見ると、イラッとしてしまうことも多いのですが、そんな時ほど「自分は妻の言うことを素直に聞けているか??」と自問自答するようにしています。

 

自信を持って答えられます。もちろん答えは「No!」です(笑)

 

子どもたちは、親たち・大人たちの会話をよく聞いて、その行動をよく見ています。そして、それを忠実にマネするのです。

娘たちの心の声が聞こえてきます。「パパだって、人の言うことをきいてないよねっ!」

「グサ!グサ!グサっ!!」

私の心に毒針が突き刺さります。。。

心当たりありまくりです。。。うううっ。。致命傷です。。(ドラクエ好きは「どくばり」のやばさは分かるはずです笑)

 

妻の話をよく聞いていなかったり、妻に指摘された良くない事をすぐに直さないということを繰り返していると、子どもたちは親の言うことを聞かないし、悪い習慣を治すこともしません。

 

「子どもは親を映す鏡である」

 

私はいつもそう思って仕事をしていますし、また、2人の娘を持つ父として、自分自身もその心持ちで娘たちと接しています。

その心持ちで子どもたちと接するようにしていると、不思議と子どもに向かうイライラは減り、心も穏やかになります。親の心が穏やかだと、子どもたちはのびのびと育ちます。そして、何よりも妻に対する感謝を忘れなくなります。

 

親子で不安を強めあってしまっている場合は、まずは親の肩の力を抜いてあげることが、問題解決の近道だと思っています。

だからこそ、小児科医の私は「親にスマイルを届けたい」のです。

だからこそ、当院は「親(と子どもに)にスマイルを届ける」がコンセプトなのです。

親に笑顔を届けるためには、私が最高の笑顔でないといけません。では私自身の笑顔の秘訣は?というと、私の周りにはいつも最高のスタッフがいるんです♪院長の私が言うのも何ですが、当院のスタッフはどこのクリニックのスタッフよりも最高なんです♪♪ 最高のスタッフに囲まれて、最高にハッピーな気持ちで診療をしている私の診療を受ければ、誰でもきっとハッピーを感じられるはずです!!!(私の願いです♪)

子どものことで不安なとき心配なときは、是非当院にいらして下さい。クリニックを出る時にはきっと少し笑顔になっているはずです。そして、その笑顔をまた他の誰かにお裾分けしてあげて下さい♪

 

思いつきのコトバを並べた長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

まだまだ走りはじめたばかりのヒヨッコクリニックですが、「親と子どもにスマイルを届ける」さかいスマイルキッズクリニックを今後とも末長くよろしくお願い申し上げます。

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